今回のテーマは「玄米と白米どっちが痩せる?」です。
私が推奨するのは、3食ご飯を食べて痩せるダイエット。
でもこれを言うと、今まで白米を食べることに抵抗があった人、糖質制限をしている人から「本当にご飯は白米で良いんですか、玄米じゃなくて良いんですか?」とよく聞かれるんです。
白米と玄米、それぞれのメリットとデメリットについて説明していきますので、自分にはどっちが合うのか迷っている方は参考にしてくださいね。
玄米と白米の違いとは?メリットとデメリットをチェック!
玄米と白米の違いとはなにか?また、それぞれのメリットとデメリットを確認してみましょう。
玄米:もみ殻だけをとった薄い皮がある状態、胚芽もあります
白米:薄い皮も胚芽も全部取った、胚乳だけしかない状態
1)玄米のメリット
ビタミンB1・マグネシウム・鉄などの栄養素が含まれ、特に芽が出るところ、胚芽に豊富な栄養が含まれています。
これらの大切な栄養素は摂取しにくいうえに、加齢とともにどんどん摂りにくくなります。
さらに玄米の茶色い皮のところは、ほぼ食物繊維。
これらの栄養素って、痩せにくいと感じている人にこそ足りない栄養素。
玄米を食べれば、必要な栄養素が摂取できます。
2)玄米のデメリット
玄米は食物繊維が多いぶん、消化が悪いです。消化が悪いとせっかくの栄養素が摂取できず、全部排出されてしまんです。
せっかく大事な栄養素が含まれているのに、摂取できないのは残念ですよね。
あとは味が独特だということ。
昔のように硬くてぽそぽそした玄米というのはあんまりないのですが、やはり雑味がある。
慣れれば美味しいのですが、好みもあるので「美味しくない」と感じる人もいるのが玄米のデメリットかもしれません。
3)白米のメリット
白米のメリットは甘い部分だけを抽出しているから、誰が食べても美味しいこと。
食物繊維がないので、すぐに栄養を吸収できることです。
特に子供やお年寄りは玄米より、消化がよくて栄養をしっかりと吸収できる白米の方がいいです。
糖質という大事な栄養素が消化のいい白米によって取れるのは、非常に優れたメリットと言えるでしょう。
4)白米のデメリット
柔らかくておいしいので、つい食べ過ぎてしまうことです。
量が進みやすくて一気に食べてしまうから、さらに血糖値も上がりやすくなります。たくさん食べるからこそ、太りやすくなることもあるでしょう。
玄米と白米どちらが良い?自分の身体にあった選び方
玄米と白米、どちらにもメリットがあってデメリットがあります。それぞれ理解したうえで選べばいいけれど、判断がつかないという方もいますよね。
そこでざっくりとタイプ分けをしたうえで、玄米と白米どちらが良いかをお伝えします。
1)玄米がオススメな人
玄米がオススメな人
・胃腸が丈夫な人
・お肉とか油、焼肉とかラーメンとかが好きな人
胃腸が丈夫な人は、食物繊維などの栄養素もキチンと吸収できます。
ただし栄養をとれちゃうけれど、体内にため込みがち。排泄する力が弱いため、玄米に含まれている食物繊維を利用してしっかり排泄した方がバランス良くなります。
肉好き油好き、そして胃腸が丈夫で体力がある男性に多いタイプは玄米が向いています。
2)白米がオススメな人
白米がオススメな人
・胃腸が丈夫じゃない人
・軟便、または下痢をしてしまう人
・お米や麺、甘いものや柔らかいものが好きな人
上記の方は消化がいい白米の方が、ちゃんと糖質を吸収できるんですね。
玄米にしてしまうと必要な栄養素だけでなく、他の食事でとった栄養素も一緒に排泄し、ますます栄養失調にしまいます。
栄養をためることに力をつけていかないと、代謝が上がりにくくなってしまうんですよね。
自分は玄米が向いているのか、白米が向いているのか?どちらのタイプがあてはまるのかの目安にしていただけるといいかなと思います。
40歳以降のダイエットは要チェック!玄米と白米の選び方
玄米と白米どちらがいいかというのは、実は年齢とともに変わってくるんですよ。
歳をとればとるほど胃腸の機能は衰えてくるため、消化の良い白米が向いている人が増えていきます。
若い時はお肉も好きだったり、ラーメンも好きだったり。油ものが平気だった。
でも年齢とともに「最近油っこいもの駄目だわ」と感じた時には、必ずしも玄米がいいとは限りません。
白米も試してみて、自分の胃腸とよく会話をする。
どっちの方がおいしいと感じるか、食べた後に心地良いかということを基準にして選んでもらえるといいかなと思います。
40歳以降のダイエットは、いかに身体が喜ぶか、いかに身体が心地良いかによって痩せるか痩せないかが変わってくるんですよ。
身体が喜ぶこと、元気になることをやった方が早く痩せます。
よく身体と対話をして、どちらがいいのか選んで頂ければいいかなと思います。
まとめ
玄米と白米にはそれぞれメリットとデメリットがあるため、どっちの方が痩せるかは人それぞれ。
自分の体質にあう方を選び、胃腸とよく会話しながら身体が喜ぶ方を選んでみてくださいね。
健康なダイエット方法の参考になれば嬉しいです。
ダイエットの基本が簡単にできる方法は、こちらで詳しくお伝えしています。
↓ ↓ ↓
痩せる夕ご飯の献立【1週間分】がもらえる無料メールレッスンのご登録はこちらから
ダイエット情報を毎日更新→アメブロ(https://