今回はカロリーゼロ商品では痩せない理由についてお伝えします!
よく頂く質問に「おやつに低カロリーのものを選んでいるのに痩せません!」というのがあります。詳しく内容を伺うと、間食にカロリーゼロ商品を選ばれていました。
低カロリー=痩せると思われていたようですが…
このカロリーゼロ商品は、使い方を間違えると逆に太ってしまいます。
「おやつにカロリーゼロ商品を選んでいるのに瘦せなーい」という方、是非最後までお読みください。
カロリーやカロリーゼロとは何?
カロリーとは
カロリーとはエネルギーの単位でcalと表記します。エネルギーは身体の中で作ることが出来るエネルギーを指し、カロリーはエネルギー量を表します。
カロリーが高いということは、沢山エネルギーが作れるということ。
つまり、代謝が上がって体温も上がります。
一方で、カロリーが沢山あり過ぎると、使いきれない分は脂肪として体内に蓄えられてしまいます。
カロリーゼロとは
カロリーゼロというのは、身体の中でエネルギーを作れないということです。
つまり、エネルギーの摂り過ぎにはならないけれど、代謝を上げるわけではないということです。
カロリーゼロの正体・人工甘味料の特徴
カロリーゼロの正体についてお伝えします。
カロリーがゼロなのに甘い食べ物には人工甘味料を使っています。この人工甘味料には次の特徴があります。
- 砂糖の数百倍の甘味を感じる
- 身体のエネルギー源にはならない=エネルギーは作らない
エネルギーにならないので、余分な脂肪もになりません。このため、人工甘味料には食べても太りにくいメリットがあります。
一方でエネルギー使・作るわけではないので、代謝が上がらないというデメリットもあります。
カロリーゼロ商品を食べることで起こるデメリット
人工甘味料を摂ることにはメリット・デメリットの両面があるのですが、私がダイエットにおいて注目する点は他にあります。
カロリーゼロ商品に頼ってしまう心理です。これは、ダイエットの結果に大きく影響します。次に、カロリーゼロ商品を食べることで起こるデメリットを3つご紹介します。
1)食べ過ぎによって胃が大きくなる
「カロリーゼロだから食べてもいいや」
この心理が働くことで、普段以上に食べ過ぎてしまいます。
その結果、胃が大きくなり、さらに食欲が増して…の悪循環が起こります。
2)甘みに対しての感覚が麻痺する
人工甘味料の特徴である「砂糖の数百倍の甘味」を摂ることで、甘みに対しての感覚が麻痺していきます。
人工甘味料の強い甘みに慣れると、少ない甘味に鈍感になり、普通の食材に含まれている僅かな甘みが感じられなくなってしまいます。
その結果、普通の食材では満足出来ず、より甘いものへの欲求が強くなります。
「毎日食べないと我慢できない!」と甘いものへの依存度がさらに増していくのです。
3)食欲のコントロールが出来なくなる
・胃が大きくなり食欲が増す
・甘いものへの依存度が増す
食べ物に対する依存度がどんどん上がった結果、甘いものに振り回されてしまいます。
「甘いものが食べたい!」と我慢できない時、全てカロリーゼロ商品で済ませられれば良いのですが、世の中にはカロリーゼロ商品以外の甘くて美味しい食べ物が沢山あります。
これを見た時に食欲のコントロールが出来なくなる可能性があります。
「食べたいけれど今日は我慢しておこう」
「食べたいけれど3時まで待とう」
「チョコレート1個で済ませるはずが3個食べちゃった」
甘い物への依存によりコントロールが出来なくなると、食べ過ぎや大きなストレスに繋がります。ストレスを甘い物を食べて発散し自己嫌悪に陥る…という悪循環を繰り返すことにもなりかねないのです。
カロリーゼロで痩せない最大の理由
40歳以降の私たちが目指すダイエットの本当のゴールは、
- 健康で代謝のいい身体になること
- ダイエットに振り回されない人生を選ぶこと
そう考えた時、カロリーゼロ商品で一時的に摂取カロリーを減らすということは、この目標に合っていないのではないかと思います。
カロリーゼロ商品で痩せない最大の理由は、私たちが痩せてなりたい姿・本当に求めているものに合ってないからです。
まとめ
カロリーゼロの商品に頼らなくても健康で代謝の良い身体になる方法はあります。
ダイエットに振り回されない人生になるには、人工甘味料を使った甘い物・それ以外の普通の砂糖を使った甘い物、それぞれ振り回されないで、食事と適度な距離感を保っていける方法を身に付けていく必要があると思います。
もし「私はカロリーゼロ商品に頼っているな」と思ったら、この記事が参考になれば幸いです。
ダイエットの基本が簡単にできる方法は、こちらで詳しくお伝えしています。
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